最近、健康食品や化粧品などで注目されているエラスチンやヒアルロン酸。コラーゲンと混同されやすく、どのような成分なのか知らないという方もいるのではないでしょうか?
今回はエラスチンとヒアルロン酸とは何かを解説し、エラスチンとヒアルロン酸が多く含まれる食品、レシピなどをご紹介していきます。
コラーゲンと混同されやすいエラスチンとヒアルロン酸とは?
美容にいいといわれるエラスチンやヒアルロン酸、コラーゲンはよく混同されますが、それぞれ異なった性質があり、体の中に存在しています。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の3つの成分は年齢を重ねるごとに減少する性質があります。そのため、食品などから積極的に補っていくことが大切です。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の性質
コラーゲン…硬い性質があり伸び縮みしにくい繊維状のたんぱく質です。
エラスチン…ゴムのように伸縮性のあるたんぱく質です。
ヒアルロン酸…水分の保持やクッションのような役割で細胞を守っています。
エラスチンとヒアルロン酸が摂れる食品
コラーゲンやヒアルロン酸は体の中で生成することができますが、エラスチンはお母さんのお腹にいる出生前から赤ちゃんの時期までに作られ、年齢とともに20代後半から減少していきます。また、ヒアルロン酸も40代後半から減少していくことがわかっています。
コラーゲンとエラスチンとヒアルロン酸は、同じような食品に多く含まれています。
・魚の目
・鶏冠
・豚足
・フカヒレ
・手羽
・鶏皮
・すっぽん
動物性食品のコリコリしていて弾力のある軟骨や血管などのすじに多く存在しています。
また、ヒアルロン酸はネバネバの多い以下の身近な食品からも摂取できます。
・山芋
・海藻
・オクラ
・納豆
これらの食品に多く含まれています。積極的に摂取していくようにしましょう。
キレイになるための簡単レシピ
手羽先と長芋のスープ
<材料>
手羽先 8本
山芋 1/2本(皮をむいて1cmの厚さにいちょう切り)
しょうが 1かけ(薄切り)
長ネギ 1本(2㎝の幅に切る)
クコの実 適量
酒 大さじ2
自然塩 小さじ1
酢 小さじ1
こしょう 適量
水 800ml
<作り方>
➀鍋に水、酒、手羽先、しょうが、ネギを入れ中火にかける。
②煮立ってアクが出てきたら取り出し、塩と酢を入れ、蓋をして20分煮る。
③長芋とクコの実を加え、5分煮込み長芋に火が通ったら出来上がり。
鶏のだしがしっかりと出るので味つけは塩だけで、とてもおいしいです。
お好みで夏はオクラやモロヘイヤ、冬は青梗菜やほうれん草、小松菜などの葉物野菜を入れると彩りがキレイで栄養価もアップします。
小さなお子さまがいる方は、こしょうは盛付後にお好みでかけてくださいね。
簡単なので、ぜひお試しください。
キレイを維持するために紫外線ケアを
人は紫外線によって、肌がダメージを受け老化していきます。そのため紫外線対策が大切です。
紫外線は5~8月に強いですが、季節や天気は関係なく1年中地上に届いています。
日焼け止めや日傘、アームカバーなどを着け、日頃から紫外線対策をしていきましょう。
キレイを目指す女性へ
エラスチンやヒアルロン酸は年齢を重ねることによって減少していくため、積極的に摂っていくことが大切です。
今回ご紹介した手羽先のレシピはとても簡単で作りやすいので、ぜひ取り入れてみてくださいね。1歳と4歳のわが子からも大好評のレシピです。ゴクゴク、パクパク食べてくれます。
キレイを維持していくために、紫外線対策の外側のケアとエラスチンやヒアルロン酸を食べ物から補う内側のケアをしていきましょう。