あまり知られていませんが、日本は世界有数の遺伝子組み換えトウモロコシの消費国です。
トウモロコシは、代表的な遺伝子組み換え作物です。
遺伝子組み換えトウモロコシには2種類あり、
その一つはBTトウモロコシと呼ばれています。
バチルスチューリンゲンシスという昆虫病原菌の遺伝子を組み込んだトウモロコシです。
このトウモロコシを食べた虫は腸が破壊されて死にます。
人間には害がないとされていますが、長期的視野での安全確認はどう行うのでしょうか。
このBTトウモロコシが人間の体にとって害があるのかないのかはわかりません。
虫もどんどん対応力をつけてゆくので、すでにこのトウモロコシが効かない新しい害虫も出現しています。
環境問題、生態系も影響が懸念されるこのBTトウモロコシ
問題は、このBTトウモロコシが食品の原料として使用されていても表示が明確でなく、すでに日本中の食品の原料として大量に流通してしまっているという事実にあります。