わかりにくい『遺伝子組み換え項目』

原料屋の原料は原料調査書による調査を行っています。
この中の遺伝子組み換え項目は、

1.該当
2.該当せず
3.Non-GMO
4.不分別
の4種類あります。

「該当」は遺伝子組み換え原料であるということ。
「該当せず」は遺伝子組み換え指定原料に該当しないということ
「Non-GMO」は遺伝子組み換えではないということ。
「不分別」は遺伝子組み換え原料の分別をしていないということ

このうち、「該当」と明確に表示しているものは、今まで見たことがありません。
「不分別」はあくまでも分別していないということで遺伝子組み換え品であるかどうかわからないということになります。

 多くの場合、遺伝子組み換え原料は「該当」ではなく「不分別」として流通しています。

原料屋で扱うすべての原料は、原料調査段階でこの「不分別」表示があれば使用しません。
例えばしょうゆが原料の場合大豆、小麦、食塩、酸化防止剤(ビタミンE)の4種類の原料が使われています。

この大豆が遺伝子組み換えであるかどうかはもちろんですが、 酸化防止剤(ビタミンE)に使われている二次原料が「不分別」であるかどうかも調べます。
そしてそれが「不分別」であった場合、そのしょうゆは使用しません。

ABOUTこの記事をかいた人

一物全体主義に基づき、まじりっけのないピュアサプリを扱う「健康食品の原料屋」を2004年に設立。 自らが経営する別の健康食品製造会社で有機JAS小分け認証を取得。 世界中から厳選した無添加オーガニック原料を仕入れ、 品質重視のオリジナルサプリメントを製造販売する。 オーガニックコミュニケーターの資格を持つ。