さわやかで過ごしやすい秋。行事や行楽などを楽しむ方も多いのではないでしょうか?そんな秋はつい食べ過ぎて太ってしまうことも。しかし、心配するのはまだ早いと言えます。なぜなら、秋から冬にかけては身体の巡りが良くなったり、気候的にも動きやすいというメリットあります。実は秋はダイエットにピッタリなシーズンでなんですよ♪
今回は、ダイエットにアプローチしてくれる栄養素と素材をご紹介しますね。
夏の疲れが残っていない?疲れた体とダイエットをサポートする栄養素「ビタミンB群」
ビタミンB群の特徴
ビタミンBは良く聞き慣れた言葉ですが、私たちの身体にパワーをチャージしてくれる役割があるといわれています。また、ビタミンB群は8つの種類があり、水に溶けやすい性質を持っています。そのため、毎日摂ることを心がければ、身体の調子が上向きになってくれるかもしれません。
ところで、ビタミンB群の特徴には具体的にどういうものがあるのでしょうか?
- 体内の糖質や脂質、アミノ酸などの巡りをスムーズに行ってくれる
- タンパク質を合成する働きを持つ
- 糖質をエネルギーに変化させる
- 多くの酵素の働きをサポートする
- エネルギーを体内に届けるための、中心的な役割を担ってくれる
このように、ビタミンB群は生きる上で欠かせない栄養素です。しかし、私たちはさまざまな刺激に影響を受けながら生活しています。そのため、時にはビタミンB群が不足することもあるのです。ビタミンB群が不足すると、体内の糖質や脂質などをエネルギーに変化させることが難しくなり、体内の巡りがスムーズに行われにくくなることで、疲れが生じやすくなります。
皆様にも心あたりがあるかもしれませんが、特に夏は暑い日が続いたため、甘いものや冷たいジュースなどを摂った方もいたのではないでしょうか?しかし、これらには多くの糖質が含まれています。摂れば摂るほどビタミンB群の必要量が増え、エネルギーに変化させようと奮闘するのです。
ただ、頑張れば頑張るほどビタミンB群は不足してしまいます。
つまり、ガス欠のような状態の中で糖質を摂っても、エネルギーにはなりづらいのです。同時に巡りも悪くなるので、身体が疲れやすくなります。夏の貯まった疲れが秋に出やすくなるのは、このような食生活が原因となっている場合もあります。
ビタミンB群が多く含まれる食べ物
ビタミンB群を摂ることが大切とは言うものの、どの食材にこの栄養素が入っているのかを知っておかなければ、日常的に活用することは難しいですよね。そこで、食卓に揃えやすいビタミンB群が豊富な食材について、ご紹介します。
- 豚肉(ヒレやレバー、ももの部分によく含まれている)
- ほうれん草やモロヘイヤ(熱に弱いので、汁物に加えるのがおすすめ)
- 鶏むねや鶏ささみ
- バナナ、いちご(加熱しなくて済むので、手軽に摂れる)
- あさりやしじみ、ほたて、赤身の部分のかつおやまぐろ(肉が苦手な人は魚介類で摂るとOK)
食欲の秋に向けて。食べながらのダイエット対策に「デキストリン」を活用しましょう!
デキストリンとはどういうもの?
秋は食事がおいしく感じることから、気が付いたら何キロか太っていたという経験をお持ちの方もいることでしょう。しかし、運動や食事制限のみで、ダイエットをするのは大変だと思いませんか?そこで味方になってくれるのが、デキストリンという素材です。
「デキストリン」という名前を聞いたことがない方も多いかと思いますが、ダイエット飲料や機能性のお茶などの原材料をよく見てください。「難消化性デキストリン」という文字が記されています。意外と使われているんですね。では、以下にデキストリンの特徴について、一緒に見て行きましょう。
- トウモロコシやじゃがいもなどのでんぷんを、粉状にして作られている
- ブドウ糖がつながって出来ているオリゴ糖である
- 水溶性で食物繊維と似た働きをする
- 油類や糖分などを抱えこみ、外へと排出する
- 植物繊維と似た働きで、すっきりと
デキストリンを選ぶ際の注意点
ダイエット対策のひとつとなってくれるデキストリンですが、選ぶ際にはいくつかの注意点もあります。ダイエット生活を続けていくためにも、そのポイントを覚えておくことが大切です。
1.原料を確認する
デキストリンの原料は、アメリカ産のトウモロコシで作られたものが多いといわれています。そのほとんどが、遺伝子組み換えのものです。遺伝子組み換え自体はめずらしくありませんが、大量の除草剤をかけて栽培されることが多く、健康被害が生じる可能性もあるのをご存知でしょうか?
そのため、遺伝子組み換えではない国産の原料を使っているものを選ぶことが大切です。そして、トウモロコシよりも、馬鈴薯由来のものに注目してください。「なぜ馬鈴薯が良いの?」と疑問に感じられるかもしれません。なぜなら、馬鈴薯の方が遺伝子組み換えの流通率が低いとされているからです。
2 . 無添加のものを選ぶ
ダイエットに心強いデキストリンは、純度が高いものを選ぶと良いでしょう。純度が低いと、それだけ添加物や不純物が含まれている可能性があるからです。
3 . サイズが違うデキストリンを配合しているか
実は、デキストリンのサイズはひとつだけではありません。分子のサイズが種類によって異なるのです。サイズが違うデキストリンが配合されていることで、それぞれが相互に作用し上手に油類などを包んでくれ、よりスムーズに働きかけてくれます。
まとめ
疲れやすさやぽっちゃり体型は、私たちの日常生活のボルテージが下がる原因にもなってしまいます。すぐに解決することは難しいですが、栄養素や素材を上手く活用することで、知らない間に身体が整ってくることも多いでしょう。健康な食生活を通して、さわやかな毎日を送ることができれば良いですね。
デキストリンを生活に取り入れるアイテム
デキストリンの中には、「難消化性サイクロデキストリン」という商品があります。実は、この難消化性サイクロデキストリンは、デキストリンを選ぶ際の注意点に配慮した、アイテムだといえます。
難消化性サイクロデキストリンは、オリゴ糖が環状につながっており、内側が空洞になっています。それにより包み込みやすくなっています。また、内側は油となじみやすく、外側は水に溶けやすい作りを備えていることから、必要な油を抱え込んで、外への移動もスムーズです。
さらに匂いがなく熱に強いため、食事や飲み物に入れることも可能。思い立ったときに使うことができるので、日常的生活の中に取り入れやすいですよ。