野菜の王様!「明日葉」の秘められたパワーを活用

明日葉はセリ科の植物で、日本や中国で栽培されています。

日本では江戸時代から薬草として栽培されており、八丈島や大島などの伊豆諸島や房総半島、三浦半島などの暖かい太平洋側に自生しています。
明日葉というと湯がいて和物にしたり天ぷらにして食されますが、ケールや大麦若葉と同様に青汁にも用いられています。しかも、ケールや大麦若葉と比べても栄養素は豊富!バランスよく栄養素が含まれていて、まさに野菜の王様と呼ぶのにふさわしい野菜と言えるでしょう。

なかなか見慣れない明日葉の魅力をたっぷりとご紹介します。

明日葉ってどんな野菜?

明日葉は、若葉を摘んでも明日には伸びていると言われるほど成長が早く生命力が強いとされていることから「明日葉」と名付けられました。江戸時代から不老長寿の薬草として、中国でも薬用として用いられているそうです。

バランス良く栄養素が含まれている優秀野菜

栄養素の種類 明日葉 ケール
カリウム 540mg 420mg
カルシウム 65mg 220mg
マグネシウム 26mg 44mg
1.0mg 0.8mg
亜鉛 0.6mg 0.3mg
βカロテン 5,300μg 2,900μg
ビタミンK 500μg 210μg
ビタミンB1 0.10mg 0.06mg
ビタミンB2 0.24mg 0.15mg
ビタミンB6 0.16mg 0.16mg
葉酸 100μg 120μg
ビタミンC 41mg 81mg
食物繊維 5.6g 3.7g
エネルギー 33kcal 28kcal

 

※可食部100g辺りに含まれる栄養成分の比較
 参考 文部科学省「食品成分データベース」より

食物繊維はレタスの約1.5個分、ビタミンEは人参約5本分、βカロテンはトマト約8個分の栄養素が含まれている明日葉はまさに真の野菜の王様と言えるでしょう!

明日葉にしか入っていない「カルコン」とは?

明日葉の茎や葉を切るとネバネバした黄色の汁が出てくるのですが、これは明日葉にしか含まれないポリフェノールの一種「カルコン」です。
このカルコンは、健康や美容に役立つ成分として注目をされており、様々な研究結果が報告されている注目の成分です。明日葉を手に取ったとき、茎や葉を実際にカットしてこの黄色の汁「カルコン」を確認してみて下さいね。

オーガニック栽培の難しい明日葉

明日葉はアブラムシや青虫が発生しやすくオーガニック栽培は難しいとされています。日本の太平洋沿岸部の暖かい場所でも明日葉を栽培しているところはありますが、農薬を使わずに栽培しているところはごく僅かです。

害虫の発生を防ぐには手間暇かけて丁寧に育てていかなければなりません。その分人件費や設備費などコストもかかってしまいます。オーガニック・有機栽培で育てられる明日葉は大変貴重!折角身体に良いものを取り入れるのであれば、品質の良いオーガニック明日葉をチョイスしたいですよね。どんな肥料を使ってどのように栽培されているのか事前に確認することも大切なことです。

明日葉を美味しく食べるレシピ

明日葉は湯がいて和物や天ぷらにすることが多いと思いますが、どんなものでも最初の下準備を丁寧にすることが美味しく食べるためのポイントになります。明日葉を美味しく食べて頂くために下準備をご紹介します。明日葉の独特な苦味が苦手という方は是非試してみて下さいね。

ステップ①茹でる
沸騰したお湯に茎をつけます。30秒ほど経ったら全体を入れ茹でます。再度お湯が湧き上がる直前でお湯から取り出します。

ステップ②水にさらす
粗熱がとれるまで1分水にさらします。水にさらすことで臭みがやわらぎます。

ステップ③細かく切る
水気を切って細かくカットします。

ステップ④よく絞る
カットした後、再度水気をギュッと絞ることで苦味や臭みがやわらぎますよ。

明日葉レシピ/明日葉スムージー

明日葉を使って自宅でもスムージーを作ってみませんか?生のフレッシュな明日葉は栄養価も高いですよ。

〈レシピ〉1杯分

材料

  • 明日葉 2本
  • バナナ 1本
  • キウイフルーツ 1個
  • ヨーグルト 大さじ3
  • はちみつ 大さじ1
  • 豆乳 150ml

作り方

明日葉、バナナ、キウイを細かくカットし、ブレンダーに全ての材料を入れ撹拌します。トロッとしたら完成です。バナナとキウイで明日葉の臭みや苦味が大分やわらぎ飲みやすくなります。

オーガニック明日葉

明日葉が手に入らない方や、普段から巡りが気になる方に。
原料屋の国産オーガニック 無添加 青汁 明日葉粉末 
https://www.genryoya.com/products/detail/181.html

ABOUTこの記事をかいた人

Kataoka Hana

かたおか はな/ 5歳の娘と1歳の息子を育てるママ。家族の健康と自身の喘息改善をきっかけに野菜ソムリエの資格を取得。野菜の栄養を生かしたレシピを考案したり、野菜を食べられるお店を紹介するライターとして活動中。日々、野菜やフルーツの旨さや栄養をお届けしています。