ムシムシの夏到来!ゴーヤで夏バテを予防しよう

日本の夏は年々気温が上昇しており、真夏になると外で立っているだけで汗をかいてしまいますよね。暑くて汗をかけば体力も消耗しやすくなり夏バテしてしまうことも。

そこでおすすめなのが夏野菜の「ゴーヤ」です。沖縄の暖かい気候で育つゴーヤには身体の熱を冷ますともいわれています。これからやってくる暑い夏を乗り越えるためには欠かせませんね!

今回は、ゴーヤを使った夏バテ対策とゴーヤの苦味を抑える方法、そしてゴーヤの栄養素を上手に摂るレシピを紹介します。

ゴーヤの優れたビタミンCで夏バテ対策!

夏野菜でビタミンCが豊富なイメージのあるトマト。なんとゴーヤにはトマトの5倍ものビタミンCが含まれています。さらに、白いふわふわとした「ワタ」にはゴーヤの果肉の1.7倍ものビタミンCが含まれているんです。疲れた身体を元気にしてくれるビタミンCは夏バテ対策に最適な栄養素と言えますね。

ゴーヤのビタミンCは熱に強い!

ゴーヤに豊富に含まれる ビタミンC、一般的にビタミンCは水に溶け出してしまうため、煮たり、茹でたりすると損失が大きいとされています。しかし、ゴーヤのビタミンCは加熱に強く、油で絡めるとより吸収力がアップするそうです。沖縄県のソウルフードである「ゴーヤちゃんぷるー」は、豚肉の油がビタミンCをアップさせ、良質なタンパク質の豆腐も加わって、理想的な栄養バランスでゴーヤの旨味が最大限に引き出されています。

捨ててませんか?ゴーヤの種とワタ

ゴーヤを食べる際、ワタは苦味が強いので取り除いてしまうことが多いのですがこのワタや種にこそ栄養がたくさん入っています。紫外線や害虫は野菜が育つ際の外敵となるのですが、自らを守るためワタや種に栄養を蓄えさせているのです。ちょっと前にも、野菜の栄養分が豊富に入り身体に良いと、クズとなる野菜の皮や種、ヘタやワタなどを煮出して作る「ベジブロス」が流行りましたよね。これも野菜の高い栄養素を摂取できると話題になりました。

ゴーヤも同様で、ワタだけでなく種もビタミンCが豊富。さらに、「共役リノール酸」といった余分な油を燃やす栄養素もたっぷりと入っているため、夏にはピッタリ!なんですよ。

この夏は、ゴーヤのワタや種は捨てず、一緒に食べてみましょう。

ゴーヤの苦味を抑える方法

ゴツゴツとした見た目や強い苦味があるため、ゴーヤは苦手という方も多いでしょう。特にお子さんには食べさせにくいですよね。そこでお子さんやゴーヤが苦手という方でも美味しく食べられるよう苦味を抑える方法を紹介します。

苦味を抑えるには、ワタや種をしっかりとって下処理することが大切なのですが、今回はワタや種を残しながら苦味を抑える方法を紹介します。

ゴーヤを天日干しにした「干しゴーヤ」

切り干し大根や干し椎茸と同じようにゴーヤを種、ワタごとスライスして天日干しにします。水分が抜かれることで苦味が和らぎ、ゴーヤの栄養素が凝縮され旨みや甘みがアップします。今年は干しゴーヤを作ってみませんか。

【干しゴーヤの作り方】

  1. 種やワタを取り除かず、ゴーヤを5mmから1cm幅の輪切りにカットします。
  2. 水気をよく切り、ザルなどに重ならないように並べて半日から1日天日干しにします。風通しの良い場所で天日干しをすると、水分が徐々に抜けて薄くカリッとなりますよ。

ゴーヤの栄養素を上手に摂るレシピ

干しゴーヤの味噌汁/1杯分

干しゴーヤの旨みや甘みが出汁にもなり、栄養価の高い味噌と食べることで夏バテを解消できますよ。ミョウガも入れれば食欲の落ちた時でもさっぱりと食べやすいです。

材料
・干しゴーヤ 3枚
・ミョウガ 適量
・だし汁 200ml
・味噌 大さじ1

作り方

事前に取っておいた200mlの出汁を温め、干しゴーヤを入れさらに温めます。煮たったら、弱火にし味噌を溶き入れて、飲む直前にスライスしたミョウガを入れたら完成です。

オススメアレンジ

上記のレシピにオクラを入れ煮立たせとろみを加え冷やします。お豆腐の水気をとり崩し、浸した味噌汁に入れて飲むと夏バテで食欲がない時でもさらっと入りますよ。

干しゴーヤ茶/1人分


種とワタのついた干しゴーヤを煮立たすとほうじ茶のような味わいになります。ノンカフェインなので妊娠中の方や高齢の方も安心して飲めますよ。

材料
・干しゴーヤ 7枚くらい
・水 500ml

作り方

  1. 水をお茶パックなどにいれた干しゴーヤを入れ煮立たせます。
  2. お湯に色が出てきて3分ほどさらに煮立たせる。充分にゴーヤのエキスが出たら完成です。

夏は冷たい氷をいれたグラスにゴーヤ茶を注いで飲むと美味しいですよ。

干しゴーヤ茶のアレンジ

煮出して余ったゴーヤを砂糖、醤油、みりん、かつお節で佃煮を作るとご飯のお供になりますよ。

季節を問わずゴーヤを摂るなら。種もワタも一緒に粉砕した「オーガニックゴーヤ粉末」を活用。

とっても珍しい有機のゴーヤ

大分県で農薬を使わず育てられたゴーヤの粉末。意外かもしれませんが、国内産の有機ゴーヤ粉末は大変貴重です。九州で育てています。

普段調理する時に、苦味を抑えるために捨ててしまう種やワタの部分には「ビタミンC」の他に「共役リノール酸」という成分が豊富に含まれています。原料屋の有機JASゴーヤには種もワタも丸ごと入っています。

メラメラ成分「共役リノール酸」

種もワタもまるごと粉砕しているので、「共役リノール酸」が豊富です。共役リノール酸とは余分なあぶらをメラメラさせるお手伝いをする嬉しい成分。そのほかにも 食物繊維、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、ミネラル(カリウム、マグネシウム、カルシウム)、カロテンといった大切な栄養成分がいっぱいです。

ゴーヤが手に入らない季節や、普段から体系が気になる方に。
原料屋のオーガニックゴーヤ粉末
https://www.genryoya.com/products/detail/179.html

ABOUTこの記事をかいた人

Kataoka Hana

かたおか はな/ 5歳の娘と1歳の息子を育てるママ。家族の健康と自身の喘息改善をきっかけに野菜ソムリエの資格を取得。野菜の栄養を生かしたレシピを考案したり、野菜を食べられるお店を紹介するライターとして活動中。日々、野菜やフルーツの旨さや栄養をお届けしています。