MSMってなに?

「MSM」という成分をご存じでしょうか?MSMは身体の働きに必要不可欠なイオウ化合物の一種で、近年アメリカでは「ウォーキングをするシニア世代の健康に役立つサプリメント」としてMSMが注目されています。この記事では、MSMの特徴や摂取方法などを紹介していきます。

「MSM」とは?

正式名称は「methylsulfonylmethane(メチルスルフォニルメタン)」で、その頭文字を取ってMSMと呼ばれています。MSMという名前を聞いたことがある方は少ないかもしれませんが、実は身近な成分なのです。

「MSM」は有機イオウ化合物

「MSM」は、あらゆる生き物に存在し、穀物や牛乳、緑黄色野菜などにも含まれている有機イオウ成分です。イオウは人間の体内のタンパク質に含まれるミネラルで、骨や軟骨、腱、皮膚、爪、髪などに多く含まれています。そのため、イオウは私たちの身体に欠かせない成分です。MSMは1980年代から研究が始まり、その働きについての研究は早くから取り組まれてきました。近年では、健康維持だけでなく、美容にも役立つと報告されています。

「MSM」のはたらき

MSMは私たちの身体の健康維持に役立つとされています。イオウは、タンパク質の働きを助ける役割があるため、歩いたり座ったりといった日常生活を楽しんだり、健康を維持することに役立ちます。またMSMは美容にも役立つと言われています。健康と美しさを維持するためには、ビタミンやミネラルだけでなくイオウも必要です。弾力のある美しさ・健康を守りたい方に、MSMはおすすめです。

「MSM」を体に摂り入れるために

イオウ化合物での健康作用を期待するなら、1日1,000mg〜3,000mgが必要だと言われています。しかし、イオウは熱で分解されやすく、調理方法によっては減少してしまいます。また年齢とともに不足がちになるため、足りない分はイオウを含むMSMのようなサプリメントなどで補う必要があるのです。

「MSM」の摂取方法

MSMには以下のような摂取方法があります。

  • 食品
  • サプリメント

MSMは食品に含まれていて、果物、緑黄色野菜、穀物などから摂る事が出来ます。ただし食品に含まれるMSMは微量ですので、食品からだけで摂取するのは難しいと言われています。そのため、アメリカではサプリメントでの摂取が定番です。

原料屋ではパウダータイプと粒タイプが選べます

原料屋では、2種類のMSM商品があります。

  • 粉末タイプ
  • 粒タイプ

それぞれに特徴があるので、ライフスタイルに合わせてタイプを選ぶことができます。

また、原料屋のMSMには3つの特徴があります。

  1. 高純度・高品質の「オプティMSM」を使用
  2. 蒸留法で製造することで、不純物や副産物を除去
  3. MSM原末をそのまま販売

「オプティMSM」は、北アメリカ産の針葉樹由来のDMSOを原料として精製・製造されており、純度99.9%、重金属フリーなど高品質と安全性が保証されています。

MSMの製造方法には、沸点の利害を利用して不純物を取り除く「蒸留法」と「結晶化法」があります。原料屋のMSMは蒸留法で製造されており、手間をかけた純度の高い製品になっています。

MSMパウダー

MSMパウダーは、そのまま水で飲んだり、オブラートに包んで飲むことができます。しかしMSMには独特の苦味があるため、お茶やジュースなどに混ぜた方が飲みやすいです。またMSMパウダーは、他の粉末サプリと合わせてスムージーとして飲むこともできます。コラーゲングルコサミンと一緒に摂取するのがおすすめです。

https://www.genryoya.com/products/detail/174.html

MSM粒

「粉末タイプだと飲みにくい」という方には、粒タイプのMSM粒がおすすめ。1日5〜10粒を目安に水や白湯で飲むだけなので、習慣化しやすいでしょう。苦味があり食べづらいMSMを食べやすくするために、賦形剤が3%だけ使われています。そのため粒タイプには97%のMSMと3%の賦形剤が使用されています。賦形剤は非遺伝子組み換えのてんさい由来のショ糖脂肪酸エステルです。

https://www.genryoya.com/products/detail/756.html

まとめ

日本ではあまり知られていない「MSM」ですが、世界では必要性が認められ、注目されている成分です。MSMのサプリメントは人間の健康だけでなく、ペットサプリメントとしても大人気です。この機会にぜひ、MSMについて詳しく知って健康に活用してください。

ABOUTこの記事をかいた人

フリーライター。食品や健康、農業を中心に執筆を行う。過去の海外経験から、環境問題をはじめとする社会問題に興味をもつ。「人にも地球にも優しい暮らし」を探求中。趣味は登山、瞑想、読書と珈琲。