日本人の健康を救う「難消化性デキストリン」「難消化性サイクロデキストリン」

食物繊維足りていますか?

便秘には食物繊維が含まれている物を食べた方が良いというのはみなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

かつて和食中心だった日本の食事もハンバーガーにピザ、ステーキにパンケーキなど手軽に食べられるファーストフードが人気です。

しかし、これらの食材に食物繊維は、ほとんど若しくはまったく入っていないだけでなく糖質や油も多く含まれているのです。

とは言え、食物繊維を意識しながら食事を摂るのも限界がありますよね。不足がちな食物繊維を補うには、「難消化性サイクロデキストリン」がオススメです。

そこで今回は、難消化性サイクロデキストリンの魅力をお届け致します。難消化性デキストリンとの違いや難消化性デキストリンの入った食品やレシピを紹介いたします。

難消化性サイクロデキストリンって何?

「難消化性サイクロデキストリン」とは、ジャガイモやトウモロコシのでんぷん由来の食物繊維のひとつです。難消化性という名の通り、人間の消化酵素では分解されず胃や腸に届きます。糖類や油脂系のものを抱えて体外へ排出してくれるので、糖質の高い甘いものや揚げ物などの油脂が多く含まれている物を食べるときにはオススメです。

難消化性デキストリンを入れた製品があるって本当?

難消化デキストリンが配合されている食品があるのを皆さんご存知でしょうか?下記のような食品に含まれていますので、是非チェックをしてみて下さいね。ダイエット飲料などの「原材料」を見ていただくと「難消化デキストリン」の文字が記載されています。 油や糖分の多い食事を摂る際には一緒に飲むと良いでしょう。

  • 青汁
  • お茶
  • コーヒー
  • コーラ(※特定のもののみ)

難消化性デキストリンと難消化性サイクロデキストリンは違うのです。

似た名前ですが、このふたつの違いをみなさんはご存知ですか?違いを分かりやすくまとめてみました。

1. 形状の違い

まずは形が違います。一般的なデキストリンは、ブドウ糖などの糖の分子が2から10個つながっています。それに対し、サイクロデキストリンは両端のオリゴ糖がつながったコップのような丸い形をしています。輪になっているため、糖や油などをより包み込むことができるのです。

2. 三種類のサイクロデキストリン

サイクロデキストリンは、分子サイズの異なる3種類のデキストリンがあります。それぞれサイズが違うため、違うサイズの糖や油を包むこみやすくなっています。また、油や水になじみやすく、抱えてそのまま外へ放出してくれるのです。よって、油分や糖分の多く含まれた物を食べる際、難消化性サイクロデキストリンと一緒に摂取するのがオススメ!

難消化性サイクロデキストリンのメリット・デメリットとは

【メリット】

難消化性サイクロデキストリンは、コップのような輪っかのような形状で余分な油分や糖分を抱えて外へ排出してくれます。粉状になっており、冷たいものはもちろん、熱にも強いため飲み物やお料理にも手軽にプラスできるんです。また、無味無臭のため食品の味に邪魔をしなくスムーズに摂取することができるのが特徴です。

【デメリット】

難消化性サイクロデキストリンの原料にもよりますが、原料そのままのものだと溶けにくいのが唯一のデメリットとされています。よく溶かそうと焦って混ぜるとダマになりやすくなってしまうので、少し温めのドリンクやスープに入れてなじむまでしばらくそのままにして下さい。すると段々と溶けてきますので飲みやすくなりますよ。

難消化性サイクロデキストリンを使ったレシピ

難消化性サイクロデキストリンを使ったレシピを紹介します。油分や糖分を抱え込んでくれるので、甘いものや油分の多く含まれる食事にプラスするのがオススメですよ。

①ミートソース

手作りミートソースと一緒に難消化性サイクロデキストリン入れ煮込みます。糖質が多いとされるパスタやカロリー高めで油分が多いラザニアの具に使うとオススメですよ。

〈レシピ〉 4人分

  • 豚挽肉 300g
  • 玉ねぎ ½個
  • トマト缶 1缶
  • トマトケチャップ 大さじ2
  • ウースターソース 大さじ2
  • 塩胡椒 適量
  • 難消化性サイクロデキストリン 大さじ1

作り方

玉ねぎをみじん切りにし耐熱ボウルに豚挽肉、トマト缶、ケチャップ、ウースターソース、塩胡椒をしラップをかけて600wで10分電子レンジで温めます。難消化性サイクロデキストリンを入れある程度溶けるまで放置し、良く混ぜます。もう一度レンジで1分ほど温めたら完成です。

②さつまいものポタージュ

サツマイモのスープ

糖質の高い芋類系のスープを作る際、難消化性サイクロデキストリンを入れると安心して飲むことができますよ。

〈レシピ〉 4人分

  • さつまいも 1本
  • 玉ねぎ ½個
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 水 600ml
  • コンソメ 1粒
  • 難消化性サイクロデキストリン 大さじ1
  • 牛乳 400ml

作り方

さつまいもの皮を剥き、1cmほどの輪切りにし水に浸す。玉ねぎは薄切りにカットし、熱した鍋にオリーブオイルを引き玉ねぎが透明になるまで炒めます。水気を切ったさつまいもを入れ炒めオリーブオイルが全体に絡んだら水とコンソメを入れ弱火で10分ほど煮込みます。荒熱が取れたらハンドブレンダーで撹拌し、牛乳を入れて弱火で1分ほど煮込みます。難消化性サイクロデキストリンを入れ溶けたらよくかき回して完成です。

ABOUTこの記事をかいた人

Kataoka Hana

かたおか はな/ 5歳の娘と1歳の息子を育てるママ。家族の健康と自身の喘息改善をきっかけに野菜ソムリエの資格を取得。野菜の栄養を生かしたレシピを考案したり、野菜を食べられるお店を紹介するライターとして活動中。日々、野菜やフルーツの旨さや栄養をお届けしています。