不要にみえても必要な物


毎年無農薬でヘチマを育て、ヘチマ水を収穫しています。
これで半年分の化粧水が作れます。

さて、このヘチマ水、
よく見ると中に浮遊物があるんですね。
澱(おり)と呼ばれています。

ユラユラと
汚いイメージがあります。

なので、最近は濾過して取り除くらしいです。

ただ、この澱(おり)、
おばあちゃんは防腐効果があると言っていました。
だから、年月が経っても腐らないと。

そう。
私たちが無駄と思っているものにも
意味があるかもしれません。

例えば、
健康食品でも同じようなことがあります。

健康食品の多くは、「〇〇エキス」「抽出物」です。
一定の成分だけを取り出してカプセルや錠剤にします。

たとえばマカでしたら、マカエキスを抽出します。
でも、マカにはアルギニン酸やリジンなどの
9種類の必須アミノ酸が含まれていますし、
ビタミンB1、B2、B6、B12、C、E、
食物繊維だってあります。

だから原料屋はマカそのまま100%で扱っています。
マカエキス以外不要と思われているかもしれませんが、
やはり全部含めてマカなんですね。

無駄なものなんて
無いのかもしれません。

原料屋の無添加オーガニックマカ

ABOUTこの記事をかいた人

発酵食・保存食研究家。 無農薬・無耕の畑で年間100種類の野菜を育て、小さな保存食を考案。 無添加サプリ原料屋での商品選定・レシピ開発担当。 調理師免許をもつサプリメントアドバイザー。