緑黄色野菜の栄養も、タンパク質も美容成分も含む「海の野菜」海苔をみなおそう。

海苔は低カロリーで薄っぺらく、栄養なんてあまり入っていないのではないかと思われている方も多いのではないでしょうか。実は、海苔は「海の野菜」と言われるほど栄養素が豊富なんです。海苔に含まれる栄養素をたっぷりと紹介致します。

海苔は「海の大豆」良質なアミノ酸がたっぷり!

海苔は約30%から40%はタンパク質でできているんです。海の大豆と言われていますが、大豆よりもタンパク質が多く含まれているのは驚きですね。さらに、海苔には人間の身体の基礎を作るのに欠かすことのできない必須アミノ酸が全て含まれています。まさに良質なタンパク質と言えますね。

海苔はビタミン類が豊富

海苔にはビタミンAやビタミンC、ビタミンB1,B2、また妊婦さんや女性に欠かせない葉酸が豊富に含まれています。

ビタミンAは海苔2枚で子どもの1日の必要量に匹敵

成長期の子どもには欠かせないビタミンAは、緑黄色野菜に多く入っているビタミンのひとつです。海苔にもビタミンAが豊富に入っていますので、緑黄色野菜が苦手な子どもでも海苔を1日2枚食べればビタミンAの1日の必要量に匹敵するそう。海苔ですと野菜に比べても食べやすいのでおやつ代わりにあげてもいいですね。

美肌にも疲労回復にも海苔がオススメ

ビタミンCが多く含まれているとされるみかんやレモン、いちごなどのフルーツや野菜よりも海苔は多くのビタミンCが含まれています。ビタミンCは美肌に良いとされるビタミンですので、女性には必見ですね。また、夏バテで疲労した身体にはビタミンB類がオススメ!もちろん海苔にもこのビタミンB類が豊富に含まれていますよ。

妊婦さんや女性に欠かせない葉酸も豊富

葉酸が多い食材と言えば、ほうれん草やモロヘイヤ、レバーなどのイメージを持たれる方が多いでしょう。実は、焼き海苔が食材の中で最も多くの葉酸を含んでいるんです。妊婦さんはつわりで食べ物もなかなか喉を通りにくい時期もあるので、クセのない焼き海苔は調理の必要もなく手軽に食べられるのでオススメです。

ヒアルロン酸に匹敵する保水力「ポルフィラン」

ポルフィランと聞いてもあまりピンと来ない方も多いでしょう。「ポルフィラン」とは、焼き海苔に含まれる水溶性食物繊維のことです。ヒアルロン酸に匹敵する保水力があり、化粧品に含まれているものまであるのですから驚きですよね。海面で育つ海苔は、太陽の光をたくさん浴びます。紫外線や乾燥から守るために保水力が備わったと考えられているようです。ちなみにこのポルフィランは、昆布やワカメにはない海苔特有の成分です。

こんなに豊富な海苔の栄養。
でも、ほとんど摂れていないという事実。

海苔はその栄養のほとんどが吸収されずにそのまま外にでてしまいます。海面で育つ海藻ですから、海水はもちろんですが、1日に数時間海上で太陽に干されます。海苔はそんな過酷な環境でも生きていけるように枯れずに生きるため、強靭で厚い細胞壁で身を守ってきました。

海苔の細胞は20~30μm(マイクロメートル)。2ミリの約100分の1です。この1つ1つの厚い細胞の中に栄養がとじこめられています。そのため、この細胞壁が栄養素の消化・吸収を妨げる大きな壁になっています。

海苔の栄養を取り込める、40μm(マイクロメートル)まで粉砕化した海苔があります。海苔の各種栄養、保湿ポルフィラン、タンパク質が手軽に摂取出来ます。

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日本海苔と海外海苔の違い

日本の他に海苔を養殖している国は、韓国、中国、イギリス、ニュージーランドなどがあります。そのうち食用として海苔が食べられているのは、日本、韓国、中国、イギリスの4カ国です。イギリスは一部の地域でのみ食用とされているようでパンに塗ったり、煮込んでスープにするなど珍味的なものとして食べられているそうです。日本と韓国とでも海苔は少し違いますよね。韓国海苔は、塩とごま油で味付けがされていて、これまた美味しく日本でも人気があります。海外の海苔を食べ比べて違いを楽しんでみるのも良いですね。

海苔を美味しく食べるレシピ

海苔はパリパリとした食感や香りがたまりませんよね。そのまま食べたりご飯やパスタにかけたりと様々な用途で海苔を食すことができます。今回は、海苔を使った美味しく食べるレシピやアレンジ方法などをご紹介します。どれも手軽にできるので是非試してみて下さいね。

焼き海苔を使って手作りの佃煮を作ろう

瓶に入って市販された海苔の佃煮は量が多すぎて冷蔵庫に眠ってしまいがちですよね。はっと思い出して賞味期限をチェックすると既に切れていたり、期限内でも風味がなかったりすることも。今回は、今食べたい!という時に手軽にに作れるレシピを紹介致します。海苔と柚子胡椒、そしてごまの香りでご飯が進みますよ。

〈レシピ〉3〜4人分

材料

  • 焼き海苔 2枚
  • 砂糖 大さじ1
  • 酒 大さじ2
  • みりん 大さじ1.5
  • 醤油 大さじ1.5
  • 炒りごま 小さじ1
  • 柚子胡椒 耳かき1杯分ほど

作り方

耐熱ボウルに細かくちぎった焼き海苔と酒を入れます。海苔がしんなりとするまでそのまましばらく置いておきます。ラップをふんわりとかけ、600Wで40秒から50秒ほど温めます。みりん、醤油、砂糖を加え軽く混ぜてから再びラップをかけて600Wで1分半ほど温めます。柚子胡椒を入れ、焼き海苔がどろっとした状態になるまで混ぜ、最後に炒りごまをふり軽く混ぜたら完成です。

海苔の佃煮のアレンジレシピ

先で紹介した基本の海苔の佃煮を使ってさらに美味しく食べるアレンジレシピを紹介します。

海苔の佃煮のチーズトースト

作り方は簡単!パンに海苔の佃煮を塗り、その上からとろけるチーズを置いてトーストするだけ。朝はもちろん小腹が空いたときにもオススメです。

ABOUTこの記事をかいた人

Kataoka Hana

かたおか はな/ 5歳の娘と1歳の息子を育てるママ。家族の健康と自身の喘息改善をきっかけに野菜ソムリエの資格を取得。野菜の栄養を生かしたレシピを考案したり、野菜を食べられるお店を紹介するライターとして活動中。日々、野菜やフルーツの旨さや栄養をお届けしています。