「ブルーベリー」は瞳に良いだけじゃない?小さな粒のすごいパワー

古くから日本では目に良い食材として知られる「ブルーベリー」ですが、目の他にも健康や美容に良いというのが研究で分かったそうです。

アメリカではスーパーフードとして分類されていますが、日本ではまだ栄養が豊富であると認知されていないようです。

また、日本ではブルーベリーを生のまま扱っているお店は少なく冷凍して販売されているところが多いですね。これにもまた理由があるのをご存知でしょうか?

そこで今回は、ブルーベリーにどんな栄養素が含まれているのかブルーベリーの栄養を効率的に摂取するための食べ方などを紹介致します。

これを読んだらあなたのブルーベリーの概念はきっと変わりますよ!

ブルーベリーとは

ブルーベリーはツツジ科に属する植物でアメリカを原産国とするフルーツです。果実が青紫色をしていることから「ブルーベリー」と名付けられました。約1gから3gのとても小さな果実ですが、まるごと食べられます。甘酸っぱい味が人気のフルーツです。

ブルーベリーの栽培が日本で始まったのは1960年代の後半頃。その後、緩やかに栽培面積が増えていきました。1990年頃になるとブルーベリーは「目に良いフルーツ」と知られるようになり栽培面積は急激に増えていきました。現在となっては、北は北海道から南は沖縄まで全国で栽培されています。

ブルーベリーの旬と種類

ブルーベリーの旬は5月から7月頃の初夏頃です。多くの国で栽培されているブルーベリーは、なんと150種類以上!種類を大きく分けると「ハイブッシュベリー」と「ラビットアイブルーベリー」の2つに分けられます。

ハイブッシュベリーは、暑さに弱く寒さに強いと言われており日本では北海道や東北地方、長野県で栽培されています。果実の実は大きく、旬の時期は6月から7月です。

ラビットアイブルーベリーは、暑さや乾燥に強いため西日本や九州で栽培されています。完熟前の実が、ウサギの目のように赤くなることからこの名がつけられました。

なぜブルーベリーは目にいいの?

ブルーベリーと言えば、「目に良い果物」として知られています。このいわれのきっかけとなったのが、毎日ブルーベリージャムを食べていたイギリス空軍のパイロットなんです。夜間飛行中は暗く物が見えにくいのですが、薄暗い中 でも物がはっきりと見えたことからブルーベリーが注目され始めました。

その後、ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」が目の働きを助けることが研究により報告されました。

目はカメラのように焦点を合わせたり明るさを調整したりと複雑な働きをしています。アントシアニンは、目のかすみやゆがみの予防や改善に効果を期待できるとされています。

ブルーベリーがスーパーフードとされる理由とは

ブルーベリーに含まれる優秀な働きをする栄養素にアメリカではスーパーフードとされています。ブルーベリーにはどんな栄養素が含まれているのか探ってみましょう!

ポリフェノールの一種「アントシアニン」

先にも出てきた目の働きを助けてくれる「アントシアニン」はポリフェノールの一種です。このアントシアニンは目に良いだけではないのです!悪い病気の原因となる活性酸素を除去してくれる抗酸化力が優れているそうです。抗酸化力をもつ野菜や果物は他にもありますが、ブルーベリーはなかでも群を抜いて抗酸化力が高いのです。

抗酸化作用のビタミンE

ブルーベリーはビタミンEも豊富に含まれています。このビタミンEもアントシアニンと同様に抗酸化作用があるとされている栄養素です。アントシアニンとビタミンEのダブル抗酸化作用がスーパーフードと言われる理由ひとつかもしれませんね。

腸内環境を整える食物繊維

ブルーベリーは食物繊維も豊富です。しかも、水溶性と不溶性の2つの食物繊維が含まれています。ふたつの食物繊維を摂取することで、腸内環境をしっかりと整えてくれるのです。腸内環境の乱れは体調不良を引き起こすことも。便秘が解消されればお肌にも良い影響を与えてくれますよ。

他にもミネラルやビタミンも豊富に含まれているだけでなくブルーベリーは低カロリーなんです!100gあたりのカロリーは49kcalほど。さまざまな働きを持ち栄養価も高く、しかも低カロリーなブルーベリーだからこそスーパーフードとされているのですね。

ブルーベリーは冷凍して食べた方が良い!?

小さな果実で皮ごと食べられるブルーベリーは、洗ってそのまままるごと食べても良し。また、ドライフルーツや冷凍されたもの、ジャムやサプリメントとして手軽に摂取ができます。

では、ブルーベリーの抗酸化力を効率的に摂取できる方法はどれだと思いますか?

1番はもぎたてのブルーベリーをそのまま食べることですが、それは農家さんでもない限りなかなかできないことですね。

ブルーベリーは、収穫直後から栄養価は少しずつ減少していきます。収穫直後に冷凍保存すれば、風味や栄養をキープできます。冷凍技術は向上しており、収穫直後短時間で冷凍することができるため栄養と美味しさを収穫時のままいつでも楽しめるのです。

また、冷凍であれば1年中食べることもできますしヨーグルトやアイスなどのスイーツに添えたりスムージーとしても使いやすいですね。

ブルーベリーは目に良いだけではありません!こんなに小さな粒のなかには私たちの健康をサポートしてくれる栄養素がぎっしりと入っています。みなさんもブルーベリーの見方が変わったのではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

Kataoka Hana

かたおか はな/ 5歳の娘と1歳の息子を育てるママ。家族の健康と自身の喘息改善をきっかけに野菜ソムリエの資格を取得。野菜の栄養を生かしたレシピを考案したり、野菜を食べられるお店を紹介するライターとして活動中。日々、野菜やフルーツの旨さや栄養をお届けしています。